概要

• 光導波路の基礎と測定技術紹介

  急速に拡大するAI(人工知能)/ML(機械学習)を処理するデータセンターや車載ネットワークは、高速通信と低消費電力が求められ、この課題解決にあたり光電融合技術に注目が集まっています。この技術を支える要素として、光半導体、光伝送基板、光コネクタ及び、それらの素材が挙げられ、2030年の普及に向けて開発準備を開始するタイミングが来ています。本セミナーでは、光電融合デバイスの要素技術である光導波路開発をこれから取り組もうと考えている入門者向けに、今知っておくべき光導波路の基礎知識と測定技術を紹介します。
  
  講師：キーサイト　鈴木 英行

• 光導波路測定の基本ソリューション紹介

  光導波路を利用した信号伝送効率の向上とシステム最適化を目指すには、実際に近い伝送環境で挿入損失特性や変調特性の評価が重要です。この評価では光ファイバ・導波路間への結合状態や偏波の影響を考慮することに難しさがありますが、新規市場への強力なアピールには不可欠です。本セミナーでは、光導波路の開発工程における課題と測定ソリューションの全体像をご説明した上で、その中でも基本的な測定項目である、波長対挿入損失・偏波・Sパラメータ測定と調芯の基礎を解説し、測定事例を紹介します。
  
  講師：キーサイト　川上 育夫